草の根 BBS・パソコン通信の専門用語

ここでは 草の根 BBS を含む専門用語をまとめて記載します。


BBS

Bulletin Board System の略。電子掲示板を指します。
元々はこのようなパソコン通信の掲示板システムを指す用語です。

英語では BBSing という用語が使われます。
パソコン通信を使用する、BBS へアクセスして楽しんでいる、という事です。
現在は Telnet によるインターネット接続が主流ですが、その場合でも含めます。


草の根 BBS

草の根=組織に属さない個人を指します。
従って本来「草の根 BBS」は個人運営の BBS を指します。
実際には個人に限らず、小規模運営を指す用語になっています。

ちなみにこの用語は少なくても英語では相当する用語が存在しません。
代わりに Telnet BBS という表記が現在は普及しています。


ハンドルネーム

BBS 上で使用する名前。
草の根 BBS では登録時は本名を入力しますが、
この本名が公開される事はなく、ハンドルネームで使用します。


ゲスト

BBS は会員制です。ゲストで入り、会員にならずにある程度機能が使用できます。
日本語の BBS では入会のためにゲストで入る必要がある場合が多いです。


会員

登録を行い ID を得てログインできる状態になった人。一般的な BBS の利用者です。


ID

現在でいういわゆるアカウント。ID・パスワードを用いて認証しログインします。
日本語の BBS では、ID は 0 を含む場合でも省略せずにフル表記が普通です。


シスオペ・SYSOP

SYStem OPerator の略。BBS では運営者を指します。
個人運営の BBS では ID=SYSOP を使用しているケースが多いです。


シグオペ・SIGOP

Special Interest Group OPerator。特定グループの管理者を指します。
BBS では特定のボードに担当の管理者が居る場合があります。


ボード

会員などの不特定多数が読み書きできるメッセージシステムです。
Web 上の掲示板システムと同等ですが、BBS 限定となります。
BBS によってゲストにも一部権限がある場合、
特定レベルの会員などでないと参照できないボードが存在する場合があります。


メール

特定会員向けに送れるメールシステムです。
E-mail と同じものですが、BBS 限定となります。
最近は E-mail 連携により、インターネット送受信に対応している場合もあります。


ログイン状況

小規模の BBS ではこの機能を用いて他の人がログインしているか確認できます。


電報

同時にログインしている人がいる場合に短文のメッセージを送れます。
現在はなかなか使う機会はないでしょう。


チャット

同時にログインしている人同士でお話できるシステム。
インターネットでチャットシステムを経験しているのであれば、理解しやすいでしょう。
もちろん BBS 内限定となります。現在はなかなか使う機会がないでしょう。


シスオペ呼び出し

ホストマシン(草の根 BBS の場合はパソコン)で音を鳴らしてシスオペを呼び出せます。
実際のところ、近場にいない場合が多く、意味がありません。
必要な場合シスオペへはメールを送るなどで連絡して下さい。


伝言板・フリーポスト・時差チャット

1 行~数行の短いメッセージを残します。
採用している BBS が多く、現在はもっとも更新が多いシステムでしょう。
英語の BBS でも One Liner などの表記で存在します。


Telnet

インターネットプロトコルの一つ。
インターネットから BBS を使用する際に使用するものと覚えて下さい。

パソコン通信は電話回線を用いていたため、電話料金が発生していましたが、
Telnet に対応する事で、世界中の BBS へ固定料金へ接続できるようになりました。
つまり、日本語に限らず、世界中の BBS へ今すぐ接続できます。
ただし、各言語で正常に表示するためには専用のターミナルソフトが必要です。

BBS 以外にも他のホストコンピュータへ接続し、制御する際に利用されます。


ssh

インターネットプロトコルの一つで、
ssl と並び暗号化技術が含まれたプロトコルとして普及しています。
Telnet に比べて暗号化されて安全ですが、
日本語の BBS では対応している BBS が少ない難点があります。

ssh はパスワード入力の代わりに認証キーを用いる手段もありますが、
BBS へのログインは Telnet 同様パスワード認証を用います。


Ret キー

当時主流だった PC-9801・PC-9821 のキーボードで ⏎ キー を指します。
現在の Windows キーボードでは Enter キー、Apple Keyboard は return キーです。
[ret] と表記されている場合は
「何も文字を入れずに Enter・return キーを押す」という意味です。


文字コード

昔は日本語として シフト JIS・EUC・JIS が使われていました。
シフト JIS は MS-DOS・Mac OS 9 以前、EUC は UNIX 関連、
JIS は元々 E-mail に採用されています。
つまり、日本語の BBS は MS-DOS 運用の BBS が現在も残っているので、
シフト JIS 採用の BBS が多いのです。

現在は UTF-8 がメイン使用となりつつあります。
言語に関係なく文字コードが割り当てられています。
これにより複数の言語を混在させても正常に表示する事ができるようになりました。

他言語でも状況は同じで、文字コードを UTF-8 に完全移行している BBS は少なく、
例えば英語などは IBM PC 時代の CP437 を現在も採用する BBS が多いです。